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宣言型開発とプログラミング型開発
SF宣教師
Salesforceでのカスタマイズは、まずは宣言型開発ツールでの実装を検討し、宣言型開発ツールでは対応できないような場合に限り、APEXでの開発を行うことが推奨されてます。
宣言型開発、何ですかそれ?
Salesforceのアプリケーションガイドに「Salesforce アプリケーションを作成するときに宣言型ツールを使用するケースとプログラム型ツールを使用するケース」という記事があります。
[Salesforce アプリケーション開発者ガイド] Salesforce アプリケーションを作成するときに宣言型ツールを使用するケースとプログラム型ツールを使用するケース
この記事によると、Salesforce アプリケーションで使用できる一般的な宣言型ツールは次のとおりです。
- クイックアクション
- ページレイアウトのカスタマイズ
- 数式項目および積み上げ集計項目
- 入力規則
- ワークフローおよび承認プロセス
- カスタム項目およびカスタムオブジェクト
上記にはありませんが、「フロー」も(プログラミング型ツールに近い)高度な宣言型ツールと言えると思います。
この記事には、宣言型ツールとプログラミング型ツールの比較の記載もあります。
宣言型ツールで開発するメリット
- 一般的に迅速かつ低コストで作成できる。
- 一般的にメンテナンス作業が少ない。
- ツールが改善されると自動にアップグレードされる。
- ガバナ制限が適用されない。
プログラム型ツールで開発するメリット
- 特殊または複雑なビジネスプロセスをサポートする。
- 高度にカスタマイズされたユーザインターフェースまたはカスタマイズされたクリックスルーパスを提供する。
- サードパーティシステムに接続したり、サードパーティシステムと統合したりする。
私も、フローで開発するか、Apexで開発するか悩む場合があります。
宣言型ツールでの実装を優先すると言っても、出来上がってみると複雑怪奇なフローを見ると、Apexで開発すれば良かったと後悔することもあります(苦笑)
一番、重視すべきことは、メンテナンス性かもしれません。
以上です!
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