[Salesforceシステム管理] 基本用語:オブジェクト

SF業務管理

Salesforceを使い始めてからオブジェクトという言葉をよく聞くんだけど、オブジェクトって何ですか?

SF宣教師

オブジェクトについて説明します!

目次

オブジェクト

Salesforceのオブジェクトは、関連するデータを格納するためのコンテナのようなものです。例えば、「取引先」や「商談」などのオブジェクトがあります。
Salesforceのオブジェクトは、リレーショナルデータベースのテーブルに相当します。Excelのスプレッドシートとも比較できます。

Salesforceリレーショナルデータベース (RDB)Excel
オブジェクトテーブルワークシート
レコードレコード各行
項目カラム(列)各列
SalesforceとRDB/Excelとの比較

リレーショナルデータベースを比較対象に見てみましょう。

  • テーブル (RDB) = オブジェクト (Salesforce): RDBのテーブルは行と列で構成され、関連するデータを格納します。Salesforceのオブジェクトも同様に、関連するデータをまとめて管理します。
  • 行 (RDB) = レコード (Salesforce): RDBのテーブルの各行は、特定のエンティティのデータを表します。Salesforceのオブジェクト内の各レコードも、特定のエンティティ(例: 顧客、商談)のデータを表します。
  • 列 (RDB) = 項目 (Salesforce): RDBのテーブルの各列は、特定の属性(例: 名前、住所)を表します。Salesforceのオブジェクト内の各項目も、特定の属性(例: 顧客名、商談金額)を表します。

同様にExcelを比較対象に見てみましょう。

  • スプレッドシート (Excel) = オブジェクト (Salesforce): Excelのスプレッドシートでデータを管理するように、Salesforceのオブジェクトもデータを管理するためのコンテナとして機能します。
  • 行 (Excel) = レコード (Salesforce): Excelの各行が特定のデータセットを表すように、Salesforceの各レコードも特定のエンティティのデータを表します。
  • 列 (Excel) = 項目 (Salesforce): Excelの各列が特定の属性を表すように、Salesforceの各項目も特定の属性を表します。

このように、Salesforceのオブジェクト、レコード、項目は、RDBのテーブル、行、列や、Excelのスプレッドシート、行、列と類似した概念です。これらの要素を組み合わせることで、Salesforceは複雑なビジネスデータを管理し、分析することが可能になります。

Salesforceにログインした状態でナビゲーションメニューに表示される項目がオブジェクトです。例えば「取引先オブジェクト」「取引先責任者オブジェクト」「リードオブジェクト」「商談オブジェクト」といった具合です。

オブジェクトの例を見てみましょう。

  • 取引先 (Account) オブジェクト: 顧客企業や組織のデータを格納します。各レコードは特定の取引先を表し、項目には取引先名、業種、住所などの情報が含まれます。
  • 商談 (Opportunity) オブジェクト: 営業案件や商談のデータを格納します。各レコードは特定の商談を表し、項目には商談名、金額、成約予定日などの情報が含まれます。

Salesforceのオブジェクトは、単にデータを格納するだけでなく、関連付けやワークフロー、レポート作成など、多様な機能と統合されています。これにより、企業は顧客関係管理(CRM)などの業務プロセスを効率的に管理できます。

SF宣教師

オブジェクトについては、基本として上記のことを理解していれば良いかと思います。

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