クエリエディターを使いSOQLクエリでレコードをクエリする
SFエンジニアSalesforceのオブジェクトのレコードを取得するためのコーディングを教えてくれぃ。
SF宣教師SOQLのことですね。承知しました。
SOQLとは
SOQL（Salesforce Object Query Language）は、Salesforceで使用されるクエリ言語です。SOQLはApexコード内やSalesforceデータベースクエリエディタなどで使用され、データの取得や操作に用いられます。
主にSalesforceオブジェクトのデータをクエリするために使用され、標準オブジェクト（例: 取引先(Account)、取引先責任者(Contact)、商談(Opportunity)など）やカスタムオブジェクトに対してクエリを実行できます。
構文は、データベース・アプリケーション開発をしたことがある人ならおなじみのSQL文と似ていますが、データベースからデータを取り出すための構文であるSELECT文しかありません。
SOQLの主な特徴は以下の通りです：
データ抽出: SOQLは、Salesforceのデータベース内のレコードからデータを抽出するために使用されます。SELECT キーワードを使用してクエリを開始し、フィールドや関連オブジェクトとの関係を指定してデータを取得します。
フィルタリング: WHERE 句を使用して、特定の条件を満たすレコードのみを抽出することができます。例えば、特定の条件に合致する取引先レコードを抽出するためにフィルタリング条件を指定できます。
順序付け: ORDER BY 句を使用してクエリ結果を特定のフィールドでソートすることができます。
最もシンプルなSOQL文を見てみましょう。
SELECT Name FROM AccountこのSOQL文は、『取引先(Account)オブジェクトから(FROM)、取引先名(Name)を取得(Select)してきてください。』という意味です。
取引先(Account)オブジェクトの全レコードから、取引先名(Name)のデータが取得されます。
クエリエディターを使用してSOQL文を実行する
それでは、開発者コンソールのクエリエディターをつかって、このSOQL文を実行してみましょう。この例では取引先(Account) のデータを取得します。
Salesforceにシステム管理者でログインし、右上にある
「設定」アイコンをクリック
開発者コンソールが開いたらFile ＞ Open の順にクリック
表示されるダイアログで Objects ＞Account ＞ Openの順にクリック
以下のように取引先(Account)オブジェクトの項目名のリストが表示されます。
開発者コンソールの下部にあるタブから「Query Editor」をクリック
STEP2で開いた取引先(Account)オブジェクトの項目名のリストから「Name」をクリックし、次に「Query」をクリック
以下のようにSELECT文が自動的に生成されます。（ID項目は選択していなくても自動的に挿入されます）
「Execute」をクリックすると、このSOQL文が実行されます。
開発者コンソールの上部にクエリの実行結果が表示されますので、結果を確認しましょう。このクエリはすべての取引先(Account)レコードの結果を返します。
SF宣教師クエリエディターを使って自動的に生成されるSOQL文からデータを取得することができましたか？
以上になります！
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